どこの国が一番インターネット依存が進んでいるかを表す一つのグラフ。アメリカではなかった……。

 

ニュース:アメリカがインターネットに一番依存していると思われていたが、ブラジルの方が断然すすんでいた。

 

コンサルティングファームのA.Tカーニーの調査が明らかにしたところによると、以前よりも多くの人がたくさんの時間をインターネットに使うようになってきている。予想通り、若い世代がテクノロジーの恩恵でアクセスしやすくなっている国がインターネット依存が進んでいると言える。報告書によると、”ブラジルやナイジェリアのように人口の比率に若い世代が多く、スマートフォンが浸透している国では、アンケートの回答者の3分の2が、常時接続していると答えた”

”常時接続していると答えた回答者に見られる傾向は、若く独身である”

特にブラジルでは、回答者の半数以上が、1日中インターネット接続をしていると回答した。これはアメリカの二倍以上になる数だ。

 

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別の調査結果:また研究において、それぞれの国でネットを何をする為に使っているかを調査した

 

全体でみると、”知らないことを知るため”が、人々がネットを見る理由で共通してもっとも多い。続いて、買い物やエンターテイメントを楽しむために便利だからという理由が多い。

中国やインドのように発言の自由を制限されている国では、アンケートの回答として、”意見を表明し、人の意見を聞くため”に、ネットを使うという意見が多い。一方で、日本やドイツ、アメリカでは、これは優先順位では一番上ではない。

 

 

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 世界中でソーシャルネットワーキングが最もネット上でのアクティビティが多い。

”全体を通した結果で見ると、アンケートの回答者の46パーセントが、オンライン上ですることで一番たくさん時間を使うのはソーシャルネットワーキングである”との結果が出ている。

”ブラジル、ナイジェリア、インド、ロシアにおいて、回答者の半分以上が、ソーシャルネットワーキングに使用した時間が最も多いと答えた。つまりエンターテイメントや、ショッピング、銀行などの商取引を上回ると回答した。”

アメリカやドイツや日本では、ソーシャルネットワーキングに費やす時間は全体の40パーセントかもっと下という結果が出ている。彼らはショッピングなどの目的にもっと時間を費やしている”

 

 

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これが何を意味しているか?

全体を見ると、ネットの使用において、ソーシャルネットワーキングの利用率が強調されているが、アンケートの回答者の大部分のネット上でのアクションは、それぞれの国や、文化的な要素により優先順位が異なるということだ。

ネット上でブランドのイメージを確立するとすれば、若者の比率が大きい国々がターゲットになるだろう。特にインターネット依存のブラジルのような国である。 

 

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One Chart Reveals Which Country Is Most Addicted to the Internet — and It Isn't the U.S. - Mic